30人の麻の葉プロジェクト – 進捗報告

「同じ柄でも刺す人によって表情が違う。それも刺し子の面白さ。もし30人もの人の刺し子を、同じ柄の刺し子を、一枚のタペストリーに集めたら、どんなものが形になるのだろう?」という思いつきで始めた、30人の麻の葉プロジェクト。最初のご連絡から約3ヶ月、現在の進捗状況のご報告です。

手の早い人も、なかなか取り掛かれない人も

何気なく使っている「刺し子」という言葉。当たり前すぎて、日本国内で刺し子のお仕事をしていた時は、深く考える機会はほとんどなかったのですが、米国に移住して、英語でがっつりと刺し子を紹介するようになり、「当たり前と思っている、”刺し子”ってなんだろう?」と思うようになりました。インスタグラムでの投稿や配信を通して、私なりの理解や考えを表現しているのですが、その中で確信に似たものを抱けるような思いがいくつかあります。

そのうちの一つが、「刺し子には、その人(の物語)が宿る」ということ。

全く同じ刺し子柄で、同じ布で、同じ糸で。どんなに同じ条件で設定をしても、刺し手のその時の気持ち、感情、健康状態、精神状態、全てが刺し子に影響します。刺す手の早い人もいるでしょう。刺し子を日常に落とし込めている人(習慣化できている人)は、刺し上がりも早いものです。逆に、刺し子を始めたばかりの人や「誰かの為に」と気を張って刺し子をする時は、その刺す1針目がとてつもなく重くなってしまうこともあるかもしれません。

「その時の気持ちを大切にしてほしい」という想いの為、今回の30人の麻の葉プロジェクトでも、大凡の締切しか設定していませんでした。もっと言えば、その大凡の締切はあくまで目安で、期限が過ぎてしまったから……と言って参加できないという形にはしたくなかったのです。

手が早い方には、ご不便とご心配をおかけしてしまっているかもしれませんが、必ずしっかりと皆様の想いの込もった麻の葉を一つの作品として仕上げますので、今暫くお待ち頂けたら幸いです。


30人にもう少し。今回の告知で締め切りへ。

2019年7月25日現在、25人の方にご参加頂いております。なんとなく(理由なく)設定した30人の参加者まで、もう数人、ご参加頂けたら嬉しいなと思っております。30人という数字には、実は意味があるわけではないので、30人を超えても大丈夫だと思っています。以下、再度、募集要項を記載致しますので、ご興味がある方は是非ご連絡頂けたらと思います。(最初の募集要項も一読頂けますと幸いです)。

上記、「締切は特に無い」とは書いたのですが、前回の第一目安として設定した月末を鑑みて、2019年の10月頃までには恵子さんにお送り頂ける様に頑張って頂けたらと思います。ただ、繰り返しになりますが、上記に書いた様に締め切りを「苦痛」と感じられて、その結果「刺し子を嫌いになる」ことは一番避けたいので、10月頃を目安に恵子さんがタペストリーとしての仕立てを開始するとご理解頂ければと思います。ご縁を頂いた方には、引き続きご紹介していきたいプロジェクトなので、初回に間に合わなくても……という思いもあるのです。


細かい麻の葉に宿る、皆様の物語

全く同じ麻の葉柄。既に柄が印刷された布に刺し子をして頂く為、「どの糸で刺し子をするのか」と「どんな針目か」によって、全く違う雰囲気が出てきます。そして、それを一枚の作品として繋ぎ合わせるとどうなるのか。

楽しみで仕方ありません。是非、ご参加頂けたら幸いです。ご参加方法、及び参加資格等は、以下のご説明と前回の紹介ブログをご覧頂けますようお願い致します。

藍染め&村染めで刺して頂いた麻の葉刺し子
柿渋染糸で刺して頂きました

:30人+αの麻の葉プロジェクト:募集要項

募集要項の詳細は前回のご案内文から変更ございません。制作プロセスの変更(目安日時の変更)だけご理解頂けましたら幸いです。

参加費用:1,800円

上記麻の葉柄印刷布と、お好きな草木染め刺し子糸(柿渋&藍染含む)を一本(145メートル)をお届けします。送料も含まれております。刺し子が終わった後の草木染め糸は、返却の必要はございません。

参加方法:

淳へ直接ご連絡下さい。E-mailか、もしご存知であればLINEで直接ご連絡頂いても構いません。Emailを頂いた後は、返信をする形でLINEの登録情報等もお伝え致します。インスタでのDMでも可能ですが、その際はEmailアドレスを一緒に明記下さい。

プロジェクト進行予定:

10月に仕立てを開始致しますので、それまでに刺し子をした布をご返送下さい。

参加条件:

できるだけ多くの方にご参加頂きたいと思ってはいるのですが、同時に既存のコミュニティを守りたいという気持ちも強いので、以下の条件に”ひとつでも”当てはまる方、もしくは条件を満たす意思がある方に限定をさせて下さい。原則として、「刺し子の運針を楽しんでいる方」を対象としたプロジェクトです。

  1. 淳が開催する運針会、あるいはワークショップの卒業生
  2. 自分なりの運針を楽しんでいらっしゃる方
  3. 将来的に運針会にて運針を学んでみたいと思う方
  4. 運針会卒業生の方からのご紹介がある方、あるいは運針会卒業生が開催する運針会に参加頂いた方。

「私は参加条件を満たしているのだろうか……?」と不安に思われる場合は、前回のご紹介文を一読頂いた後、それでも不安が解消されないようであれば、ご遠慮無くお問い合わせ下さいませ。


「刺し子が好き」を形にしたい

この30人の麻の葉柄プロジェクトには、「刺し子が好きを形にしたい」という思いがあります。「刺し子運針会」を通して、「刺し子が好きで、もっと好きになりたい」という方とのご縁を多く頂いてきました。同時に、この運針会は刺し子の運針を学びたいという方を対象としているため、すでに運針を楽しまれている諸先輩方とのご縁をなんとか頂けないか……と思って、企画したのが30人の麻の葉柄プロジェクトです。

「刺し子が好き」という方には、刺し子以外を楽しまれている方もいらっしゃいます。また日々の生活が忙しいという方もいらっしゃいます。納期を具体的に設定して、「できる(た)人だけで形にする」ことも考えたのですが、この「刺し子が好きを形にしたい」という思いには、「できるだけ多くの、様々な条件下で刺し子をしている人」を巻き込みたい……という思いが付属してきました。

是非、「刺し子の運針が楽しい〜」と思って下さっている方、ご参加下さいませ。

文責:二ツ谷淳

2 thoughts to “30人の麻の葉プロジェクト – 進捗報告”

  1. おはようございます こんばんは
    インスタグラムでmitsu_hihahahaとして、いつもライブに参加させていただいてます鈴木と申します。
    ずっと30人の麻の葉プロジェクトが気になっていたのですが、まだまだ初心者なので悩んでいました。今から参加でも大丈夫ですか?皆さんと一緒に登山してみたいなぁと思いまして…
    参加資格に満たないかもしれませんが、ご検討よろしくお願いします。
    鈴木光子

    1. 鈴木 様

      ご参加表明ありがとうございます!
      この企画は、「運針が楽しい!」と思って頂ける方であれば、誰でも参加頂いて大丈夫だと思っています。一緒に登山頂けるのであれば、是非ぜひ!
      メールにてご案内をお送り致しました。どうぞ宜しくお願い致します。

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