Sashi.Coにて恵子が手作業で染める刺し子糸。
販売を始めたのが2015年の1月からなのですが、ご購入頂いたお客様から、「優しい色」とのお褒めの言葉を頂いています。実際に、化学染めでは出ない発色で、パステルカラーとも言い切れない、本当に優しい色が特長です。
恵子が日本でiPhoneで撮影した写真を使って作品紹介をしています。こちらがその写真。

Natural Vege Dyed Thread
糸が染め上がった時に、各色の草木染め糸のサンプルはアメリカに送ってもらって、実物は確認していたのですが、どうやら糸一本で感じられる雰囲気とカセ一本で感じられる色の感覚は少し違っているような気がしています。
お客様からも有り難いレビューを頂きました。
画面で拝見していたより優しい色合いで(イメージと違うのではなく、実物の方が柔らかく見えます。)、どんな刺し子にしようか、うきうき考えています。 / KeikoのCreema 販売ページ / http://www.creema.jp/c/sashico/ratings
実物の方が柔らかくみえる。お褒めの言葉を頂けて有り難いのですが、写真と実物はできるだけ違い方がいい。というわけで、照明を使わず、太陽の光で写真を再撮影してみました。草木染め糸独特のやわらかさ、優しさが表現できているでしょうか……?

1枚目の写真と、太陽光で撮った2枚目の写真、両方を画面越しにゆっくり見てみて言えるのは、実物はもっと優しい雰囲気を持っているということです。
恵子が心を込めて一色ずつ手で染める草木染め刺し子糸。
刺し子糸としての品質も最高級のものだと自負しています。色によっては10カセも販売できない場合があります。多くても15カセ前後が一度で染め上げられる限界。同じ染料を使っても、同じ発色になるとは限らない草木染め。
ふと感じるものがあれば、ぜひお買い求め頂けますと嬉しいです。
草木染めの糸にも、「一期一会の出会い」というのもあっていいのかなぁと思っています。
私(淳)は、仕事の役得とでもいいますか、全部の糸を人カセずつは控え(アーカイブ)として保管することになるので、その色合いを思いっきり楽しんでいこうと思っています。アーカイブなので、実際に刺し子に使えないという、どうしようもない寂しさは飲み込みつつ(笑)